幻作珍籍 美学文庫 第三巻 Audiolivro Por 青木 信光 capa

幻作珍籍 美学文庫 第三巻

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幻作珍籍 美学文庫 第三巻

De: 青木 信光
Narrado por: でじじ
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Sobre este áudio

<内容紹介>
よみがえる幻作珍籍! 幻の発禁性愛文学の決定版『美学文庫』シリーズがオーディオブックで遂に登場!

昭和の時代に地下出版されていた“裏”文学を音声化し完全復刻!
裏の文化と言ってもその範囲は広い。 『美学文庫』が提供するものは、ひたすら性を表現し猥褻を追求した文芸作品である!

現代ポルノをはるかに凌ぐ迫力で描写された性の世界を
オーディオブックの臨場感とともにお楽しみください!

<あらすじ>
◆【1.避難宿の出来事】(筆者/陽炎生(かげろう))
美しい二人の人妻との限りなく淫らな性愛の姿が描かれた魅惑の官能作品!
或る年の梅雨期のこと。大雨による河川の出水で列車が止まり、男は乗り合わせていた二人連れの人妻と同宿することになる。しかし宿屋の部屋らしい部屋は、すでにあふれる程に客が詰め込んでいたので、彼ら四人(子供共)は、平素は物置にしてある三畳の部屋でいっしょに寝ることになった…。そして旅先での五日間、彼らは春的興奮を鎮めることができないまま、まるで熱病にかかったかのように
空前絶後の性宴を繰り広げる。

◆【2.未亡人の玩具】(作者不詳)
若き未亡人が魅せる無尽蔵とも思える旺盛な淫欲、連日連夜の妖しき荒淫の数々…、
赤裸々に綴られた変態性欲の世界!
欣太郎は、ふと何気なく隣家の良枝の家の開け放たれた座敷に目をやった…。すると思いがけない光景にぶつかった。それは全く思いがけないとしか言いようのない、前代未聞の光景であった。かねがね色っぽい容姿のために隣近所の噂の的になっている大村家の未亡人が、まさか隣家の男に覗かれているとはつゆ知らず、愛犬と交接中の現場をまぎれもなく目撃されてしまったのだった……!?。
やがて、欣太郎、良枝、そして良枝の親友、幾代をも交え、夜毎、奇々怪々な情痴の世界が展開されていくようになる。疼きはじめた肉体は一層の刺激を求めて、悶え、喘ぎ、呻き、身震いするほどの陶酔境に運ばれていく。底知れない貪欲な性欲が三人を淫らな獣へと変えていく…。

◆【3.情痴の宿】(筆者/好色庵主人)
人間は男女を問わず、その身体奥深くに獣欲という魔性のものを潜めている。
ここに余が身を以て体験した実話を……、余が偽らざる真実の告白を捧げる。 好色庵主人
その年、私は四高(現在の金沢大学)の試験に合格し、郷里の輪島から金沢に出てきていた。自分でいうのも気恥ずかしいが、私は生来の女好きで、中学のときから同郷の女学生や婚期の遅れた友人の姉と関係を持ったりしていた。私が住んでいる輪島から四高のある金沢までは通学に不便なので、金沢市内に適当な下宿を探すことにしていた。
周旋屋から紹介された下宿先は、一年前に夫をなくした三十をちょっと出たばかりの奥さんと、十九になる先妻の娘さんが二人で住んでいる家であった。広い家であり、女世帯で用心が悪いので安心できる男の人を下宿人として探しているという。
(この奥さんは、もう一年以上も男性と接していない。あの脂ののりきった豊かな体の奥は、さぞかし精力をもてあまし、そのハケ口を求めてうずいているのだろう)私は願ってもないことで、一も二もなく下宿人になることに同意した。
やがて、下宿人とその家の奥さん、という関係は、はげしい情欲に狂う男と、貪婪な淫情に炎を燃やす一人の女、という形に姿を変えてしまう。淫蕩的な肉体のもだえ、身も心もどろけそうなねばっこい唇の味、ぬらつき、吸いつき締めつけてくる肉穴の妖しい感触…。二人にあるのは、痺れるような快感と、獣欲に挑みあい、狂いあう情痴の世界のみであった。そして止まることを知らない淫欲は、いつしか娘のトミ子をも巻き込み……。あくことのない快楽の日々は、どこへ向かうのか。
肉欲にうずく女の性を赤裸々に綴った本格的好色文学の決定版!

©Nobumitsu Aoki
Literatura e Ficção

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