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実説 城谷怪談 撰集五十九
- Narrado por: 城谷 歩
- Duração: 1 hora e 33 minutos
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Sinopse
実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「お前も見た?」(23分)
ダイキさんが長野県、善光寺の参道でお仕事をされていた頃、帰り道は善行寺裏手の山道を使っていた。
秋の雨降りの夕方、車に乗り込み帰路に就く。道の端に黄色い傘の男の子が立っていた。横断したいのだろうと車を停めると、男の子は左右を確認せずに渡り始めた。その時、対向車が速度を上げて猛然と走ってきた...。
「盆の入り」(21分)
ベテラン看護師の女性がまだ新人の頃の話。その日は朝7時からの早番勤務で大忙しだった。一通り終わっていざ最後の個室を訪ねるとカーテンがまだ閉じられており、中から 「もう少し寝たいから後にしてくれ」という声と、 血流促進の油圧式の機械のシュー...という機械音が聞えた。了解して戻ったはいいのだが...。
「みきおくん 前編」(24分)
体験者の女性には大切な幼馴染がいる。名前はみきお君。
いつも笑顔が絶えず、特に目立つ存在ではなかったが、人が億劫がる仕事を率先してやるタイプで誰からも愛されていた。やがて高校生になり学校もばらばらになったが、通学の電車で乗り合わせ交流は続いていた。
ある日、1台の二人乗りのバイクが近づいてきて脇に留まった。 バイクを買って興奮気味のみきお君と小学生時代の友人だった。
「また美佐子(共通の友達)の家で会おうな」と約束をして別れたのだが、その晩にみきお君は命を落としてしまう。
「みきおくん 後編」(24分)
翌日通学の電車の中で、 みきお君が事故で即死したと知った。どうやら昨日体験者が道端で会った後、夕方の事だった。
ところが亡くなったはずのみきお君が深夜、美佐子の部屋を訪ねてきたというのだ。「美佐子の家で会おうって約束したんだ...」と確かにみきお君の声がしたという。
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「お前も見た?」(23分)
ダイキさんが長野県、善光寺の参道でお仕事をされていた頃、帰り道は善行寺裏手の山道を使っていた。
秋の雨降りの夕方、車に乗り込み帰路に就く。道の端に黄色い傘の男の子が立っていた。横断したいのだろうと車を停めると、男の子は左右を確認せずに渡り始めた。その時、対向車が速度を上げて猛然と走ってきた...。
「盆の入り」(21分)
ベテラン看護師の女性がまだ新人の頃の話。その日は朝7時からの早番勤務で大忙しだった。一通り終わっていざ最後の個室を訪ねるとカーテンがまだ閉じられており、中から 「もう少し寝たいから後にしてくれ」という声と、 血流促進の油圧式の機械のシュー...という機械音が聞えた。了解して戻ったはいいのだが...。
「みきおくん 前編」(24分)
体験者の女性には大切な幼馴染がいる。名前はみきお君。
いつも笑顔が絶えず、特に目立つ存在ではなかったが、人が億劫がる仕事を率先してやるタイプで誰からも愛されていた。やがて高校生になり学校もばらばらになったが、通学の電車で乗り合わせ交流は続いていた。
ある日、1台の二人乗りのバイクが近づいてきて脇に留まった。 バイクを買って興奮気味のみきお君と小学生時代の友人だった。
「また美佐子(共通の友達)の家で会おうな」と約束をして別れたのだが、その晩にみきお君は命を落としてしまう。
「みきおくん 後編」(24分)
翌日通学の電車の中で、 みきお君が事故で即死したと知った。どうやら昨日体験者が道端で会った後、夕方の事だった。
ところが亡くなったはずのみきお君が深夜、美佐子の部屋を訪ねてきたというのだ。「美佐子の家で会おうって約束したんだ...」と確かにみきお君の声がしたという。
©2020 Wataru shirotani
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