語彙力がないまま社会人になってしまった人へ
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Narrado por:
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植山 顕照
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De:
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山口 謠司
Sobre este áudio
■社会人としてのレベルは「語彙力」で測られる現実がある
稚拙な表現や、思慮の浅そうな表現をしたり、
自分の中にある語彙の量が不足していれば、
社会人としてのレベルを低く見積もられてしまいます。
仕事の力量があるかないかということ以前に、
言葉の理解力や、使う言葉といった語彙力で
ある程度あなたの評価が決まってしまうということです。
本書では、社会人としての評価を上げ、
キャリア形成でつまずかない、軽く扱われないための
「できる人が物事を理解するために押さえている語彙」
「知性と教養を感じさせる語彙」をご紹介しました。
■知性と教養は話のはしばしに表れる
「代替案を考えます」というのを、
「だいがえあんを考えます」と言ってしまえば、
知性を疑われ、仕事相手は不安になってしまいます。
人をほめるときでも、「頭がいいですね」では、
稚拙な印象を与えてしまうので
「機知に富む」などに言い換えたほうがいいのです。
さらに、仕事相手が話している言葉を理解できなければ、
それは空気として伝わり、自分の評価を下げてしまいます。
■「最低限知っておけばいい51語」をおもしろく身につけよう!
本書では、「この人、できる!」と思われる語彙を
成り立ちや歴史から、おもしろく身につくよう書きました。
就職活動をしている学生から、新入社員、ベテラン社員、
経営陣の人々まで、役立つ内容を心がけました。
「知性と教養を感じさせる語彙」
「会議、プレゼン、交渉、打ち合わせをうまく進めている、
伝え方や説明がうまい人が使っている語彙」
「理解力を高めるために押さえておくべき語彙」
「よく聞くけどしっかり意味がわかっている人が少ない語彙」
ぜひ、一語でも身につけて、使いこなしてみてください。
【著者情報】
山口謠司(やまぐち・ようじ)
大東文化大学文学部准教授。1963年長崎県佐世保市生まれ。博士。
大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。
ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て現職。専門は、書誌学、音韻学、文献学。
1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部を本部に置いて行なった『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。
以後、10年に及んで、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行なう。
広い視点から、わかりやすく話をするスタイルで、テレビやラジオの出演も多く、
NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、中日文化センターなどでも定期的に講演や講座を開いている。
ベストセラー『日本語の奇跡』をはじめ、『日本語を作った男』(集英社)など著書多数。